出典:写真AC

昨今、インターネットの発達は目覚ましいものがあります。
パソコンにスマートフォン、タブレットなど様々なデバイスがインターネットに接続されている時代です。

しかし、どのようにしてインターネット上のWebサイトが表示されているのかについて疑問を持つ人はあまりいないのではないでしょうか。
まあ、疑問に思う人は恐らく私と同業者の人くらいかもしれませんね。

そこで今回は、「インターネット上のWebサイトは何故閲覧できるのか」について記載したいと思います。
※イメージを付けてもらうために一部内容省略して記載します。

ネットワークとは

インターネットの話をする前に「ネットワーク」の概要について知っておかなければなりません。

家に自分の部屋、父の部屋、母の部屋があり、それぞれパソコンがあるとします。
下図の状態では、LANケーブルも接続されていなければ、無線LANで接続もされていないため、それぞれのパソコンはただそこに存在するだけでインターネットはもちろんのこと、家族内のパソコン同士でやり取りすることもできません。

 

では、このパソコンたちを通信させるためにはどうすればいいのでしょうか。
答えは、それぞれのパソコンをLANケーブルや無線LANアクセスポイントに接続することです。

一般家庭でわざわざハブを置く人はあまりいないと思いますので、ここでは家庭用ルータにLANケーブルで接続することとしましょう。
こうすることで、一旦自分の家の中にあるパソコン同士で通信を行うことができます。

この通信できる状態が「ネットワーク」になります。

 

「ネットワーク」上にパソコンが存在し、他のパソコンたちと通信を行いたい場合は「IPアドレス」というパソコン上の住所を使用します。
※IPアドレスは、ドットで区切られた4つの数字になります。
このIPアドレスは一般家庭の場合、家庭用ルータが持っている「DHCP」という機能によって各パソコンにIPアドレスを自動で払い出してくれます。
IPアドレスを手に入れたパソコンたちはお互いの住所が分かっているので自由にやり取りを行うことができます。

ただ、このままだとまだインターネットにはアクセスできません。

インターネットにはどうやって行ける?

インターネットの世界へ出ていくにはインターネットの出口を知らなければなりません。
たとえるなら、家から出るための玄関が必要ということです。

玄関の場所を知らなければ外に出ることはできませんよね。
それと同じです。

パソコンたちにとっての玄関は、「デフォルトゲートウェイ」と呼ばれるものになります。
デフォルトゲートウェイは、どのようにして判別できるかというと、先程説明したDHCPという機能に教えてもらいます。
また、デフォルトゲートウェイのIPアドレスは基本的にルータのIPアドレスと思ってもらえればいいと思います。
下図の場合のデフォルトゲートウェイは、「192.168.1.254」です。

 

では、いよいよインターネットの世界に飛び出します。
パソコンからインターネットブラウザを開き、「Google(google.co.jp)が見たい」という要望をデフォルトゲートウェイに投げます。

 

「google.co.jp」だけだとルータさんはどこを通ってたどり着けばいいのか分かりません。
一般家庭のルータには、DNSと呼ばれる機能によってURLからそれに紐付いているIPアドレスを割り出し変換します。
google.co.jpのIPアドレスを手に入れたルータさんは、世界中に散らばるルータさんを経由してGoogleのサイトへたどり着きます。

 

世界のルータを旅してgoogleのサイトへ辿り着く様子が以下の図から分かります。
今回の場合ですと11個のルータを経由してGoogleへたどり着いています。

さいごに

普段気にしない部分だと思いますが、ブラウザを開いてからWebサイトを表示するまでには色々な過程があります。
今回はかなり端折りましたが、それを一瞬でやってしまうというのはすごいですね。

まとめ
  • 機器同士で通信をするには、「IPアドレス」という住所が必要
  • インターネットに行くにはインターネットの出入り口である「デフォルトゲートウェイ」を指定する必要がある
  • URLに紐づくWebサイトのサーバのIPアドレスを「DNS」によって変換している
  • 行き先のIPアドレスを手に入れたルータは、目的地に辿り着くまで世界中のルータを経由している
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